『カン』

いなくなって寂しくて、すぐに貼っていた写真も、見れば寂しさが増すからしまっていた。
引き出しからは、時々、目にはいるカンの迷子札・・
箱にしまっていたのに、シャム子達が取り出し、たまに出てきていたカンの靴下やバンダナの首輪・・
カン、楽しかったかな・・?
遊びに来てくれるって、飼い主さんの言葉で、何日も何日も、ウキウキしていた。
いつ来るかな~・・って。
カンの飼い主さんは、いつからかな・・・
お仕事で、カンと離れていたらしい。
カンは飼い主さんのお友達に預けられていたんだね。
飼い主さんのお友達にも、すっかり慣れて、仕事から帰宅すると喜んでいたらしい。
あ、カンの知らせをくれたのは、飼い主さんを紹介してくれた方。
カンは、飼い主さんとお仕事行くのも一緒だったから、寂しくないね・・って思っていたんだ。
そっかぁ・・
カン、いつからお留守番になってたのかな・・
ちょっと寂しかったかな、でも、帰ってきた時には、凄く嬉しかったね。
私のとこじゃ、一番にはなれなかっただろうし・うるさい奴らが沢山いるからね・・・
でも、カンならみんなと仲良く出来ただろうな・・
カンを譲る日、最後のツーショット。
なんだ・・私、すでに泣いてたんだ・・
それなのに・・それなのに・・今さらだけど、馬鹿な私だ。
犬の為に・・犬の幸せの為に・・・
いや、私の為に、一緒にいたかった。
ほんの、ちょっと。黒いカンちゃんから、赤い舌が出てる。
カンちゃん気を抜いてるからだよ。
カン、舌、出てるってば~・・
カン、可愛いよ。


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